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スクラムとは?アジャイル開発で最も代表的なフレームワークをわかりやすく解説

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「スクラムってアジャイルと何が違うのだろう。」

「スクラムでは何をするのだろう。」

アジャイル開発が普及する中で、多くの企業が採用しているのがスクラム(Scrum)です。

スクラムは、チームが短いサイクルで成果物を作り、改善を繰り返しながら価値を提供するためのフレームワークです。

この記事では、スクラムの意味や特徴、アジャイルとの違い、役割やイベント、実務での活用方法について解説します。

一言でいうと

スクラムとは、「短い期間で開発・確認・改善を繰り返しながら、チーム全員で価値を生み出すアジャイル開発のフレームワーク」です。

スクラムとは

スクラムとは、アジャイルの考え方を実践するための代表的なフレームワークです。

1〜4週間程度のスプリントと呼ばれる短い期間で開発を進め、成果物を継続的に提供します。

各スプリントの終了時には成果物を確認し、利用者やステークホルダーからフィードバックを受け、次のスプリントへ反映します。

PMBOK®︎第7版でも、スクラムはアジャイルを実践する代表的な方法の一つとして紹介されています。

スクラムが重要な理由

要求事項が変化しやすいプロジェクトでは、最初にすべてを決めることが難しい場合があります。

スクラムでは、小さく作って早く確認することを繰り返すため、変化へ柔軟に対応できます。

また、問題を早期に発見できるため、手戻りを減らしやすいというメリットがあります。

スクラムの3つの役割

プロダクトオーナー(Product Owner)

プロダクトの価値を最大化する責任者です。

プロダクトバックログを管理し、何を優先して開発するかを決定します。

スクラムマスター(Scrum Master)

スクラムが正しく運用されるよう支援する役割です。

チームの課題を取り除き、スクラムのルールが守られるようサポートします。

開発チーム(Developers)

実際に設計・開発・テストなどを行うメンバーです。

チーム全員で成果物を完成させることに責任を持ちます。

スクラムの5つのイベント

イベント 目的
スプリント 一定期間で成果物を作る
スプリントプランニング 何を開発するか計画する
デイリースクラム 毎日の進捗共有と課題確認
スプリントレビュー 成果物を確認しフィードバックを受ける
スプリントレトロスペクティブ チームで振り返り改善する

スクラムの3つの成果物

成果物 内容
プロダクトバックログ 実現したい機能や要求事項の一覧
スプリントバックログ 今回のスプリントで実施する作業
インクリメント 完成した動作可能な成果物

スクラムとアジャイルの違い

項目 スクラム アジャイル
位置付け フレームワーク 考え方・価値観
目的 アジャイルを実践する 変化へ柔軟に対応する
代表例 スクラムそのもの スクラム・XP・Kanbanなど

つまり、スクラムはアジャイルを実践するための具体的な方法です。

実務ではこんな場面で活用される

例えば、新しいECサイトを開発するプロジェクトを考えます。

最初のスプリントでは会員登録機能を開発し、利用者からフィードバックを受けます。

次のスプリントでは商品検索機能、その次は決済機能というように、少しずつ機能を追加していきます。

利用者の要望を反映しながら開発を進められるため、最終的な満足度の向上につながります。

よくある勘違い

スクラムは会議が多い手法ではない

スクラムには複数のイベントがありますが、その目的は情報共有や改善です。

無駄な会議ではなく、チーム全体で価値を高めるための時間と考えることが重要です。

スクラムマスターはプロジェクトマネージャではない

スクラムマスターはチームを支援する役割であり、指示命令を行う管理者ではありません。

チームが自律的に活動できる環境を整えることが主な役割です。

プロジェクトマネージャ試験ではここが重要

IPAのプロジェクトマネージャ試験やPMP®試験では、アジャイルやスクラムに関する知識が重要になっています。

午後試験では、次のような観点を説明できることが重要です。

  • スクラムを採用した理由
  • 各役割の責任
  • スプリントによる開発の進め方
  • 継続的な改善の仕組み

スクラムの用語を知っているだけでなく、「なぜその仕組みが必要なのか」を理解して説明できることが評価につながります。

PM道場のワンポイント

スクラムの本質は、「開発スピード」ではなく「学習スピード」を高めることです。

短いスプリントを繰り返すことで、早く失敗し、早く学び、より良い成果物へ改善できます。

そのため、スクラムでは完成度よりも、継続的な改善を重視します。

優れたスクラムチームは、「完璧な計画」を目指すのではなく、「素早く学び続ける仕組み」を作っています。

関連用語

  • アジャイル
  • ウォーターフォール
  • スプリント
  • プロダクトバックログ
  • 要求事項
  • ステークホルダーエンゲージメント
  • ファシリテーション
  • PMBOK®︎ガイド

まとめ

スクラムとは、短いスプリントを繰り返しながら、成果物を継続的に改善していくアジャイル開発の代表的なフレームワークです。

プロダクトオーナー、スクラムマスター、開発チームが協力し、変化へ柔軟に対応しながら価値を提供します。

プロジェクトマネージャにとって、スクラムは変化の激しい時代に価値を最大化するための重要なアプローチと言えるでしょう。


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  • アジャイルとは?
  • ウォーターフォールとは?
  • 要求事項とは?
  • ステークホルダーエンゲージメントとは?
  • ファシリテーションとは?
  • PMBOK®︎ガイドとは?

よくある質問(FAQ)

Q. スクラムとは何ですか?

A. アジャイルを実践するための代表的なフレームワークで、短い期間で開発・確認・改善を繰り返しながら価値を提供する手法です。

Q. アジャイルとの違いは何ですか?

A. アジャイルは考え方や価値観であり、スクラムはその考え方を実践するための具体的なフレームワークです。

Q. スクラムの3つの役割は何ですか?

A. プロダクトオーナー、スクラムマスター、開発チーム(Developers)の3つです。

ABOUT ME
まーも
はじめまして。 当ブログをご覧いただきありがとうございます。 私は EPCプロジェクトで10年間の実務経験 を積み、その後 企業研修の講師として4年目 になります。 現在は、年間300名以上の受講者に向けて、プロジェクトマネジメント研修の企画・開発・講師 を担当しています。 資格としては、 IPAプロジェクトマネージャ試験 合格 PMP®(Project Management Professional) CSM®(Certified ScrumMaster) FP2級 を取得しており、実務と理論の両面から「プロジェクトを成功に導くスキル」を伝えることを得意としています。 EPC業界で培った現場のマネジメント力と、研修講師としての教育経験を活かし、 プロジェクトを円滑に進めるための実践ノウハウ チームをまとめるコミュニケーション術 若手育成やキャリア形成のヒント などを、わかりやすく発信しています。 「現場で役立つ知識を、誰でも理解できる形で」 をモットーに、皆さまの成長と成功をサポートします。
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私は令和5年度 IPAプロジェクトマネージャ試験に合格しました。
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