プロジェクトマネージャ試験

IPAプロジェクトマネージャ試験 午後Ⅱ対策 |【令和5年度秋 問2】

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IPAプロジェクトマネージャ試験 午後Ⅱ【令和5年度秋 問1】は、終結プロセスの教訓がテーマです。

ポイントはシンプルです。

  • なぜ失敗したのかを深掘りすること
  • 同じ失敗を繰り返さない仕組みを考えること

この記事では、論文で評価されやすい書き方を整理します。

結論:評価される論文は「原因→対策→定着」まで書けている

まず結論です。

高評価につながる論文は、以下の流れが整理されています。

  • 失敗の事実
  • 原因(直接+根本)
  • 再発防止策
  • 組織への定着

この流れが一貫していることが重要です。

設問ア:プロジェクトの全体像は「独自性×目標×影響」で説明する

設問アでは、プロジェクトの背景を説明します。

押さえるポイント

  • 独自性
  • 目標
  • ステークホルダーへの影響

① システム開発プロジェクトの独自性

プロジェクトには独自性があります。

  • 目的が異なる
  • 期限が異なる
  • 関係者が異なる

そのため、完全に同じプロジェクトは存在しないと言えます。

コツ:目標と関連づけて独自性を説明することがポイントです

② 未達成の目標と経緯

ここは具体性が重要です。

  • 目標は定量的に示すとわかりやすいです
  • 経緯は時系列で整理します

書き方の型

  • 計画:どのように達成する予定だったか
  • 事象:何が発生したか
  • 結果:どのように未達となったか

③ ステークホルダーへの影響

PMとして重要な観点です。

  • 顧客:納期遅延や信頼低下
  • 上司:評価への影響
  • メンバー:業務負荷の増加

ポイント:目標と影響の関係を論理的に説明することが重要になります

設問イ:なぜなぜ分析で根本原因まで整理することがポイント

ここが差がつきやすい部分です。

① 直接原因は簡潔に説明する

例としては以下です。

  • 要件定義の不備
  • スケジュール遅延

ポイント:ここはシンプルに整理すると読みやすくなります

② 根本原因の究明方法を説明する

ここはPMとしての力量が表れます。

使える分析手法

  • 5Whys
  • 特性要因図
  • FMEA
  • パレート図
  • フローチャート

ポイント:

  • なぜその手法を選択したのかを書く
  • ステークホルダーや専門家の意見も取り入れる

このあたりを意識すると説得力が増します。

③ 根本原因は3層で整理する

以下の構造にすると伝わりやすくなります。

  • 直接原因
  • 間接原因(背景)
  • 根本原因(本質)

  • 直接原因:要件漏れ
  • 間接原因:レビュー不足
  • 根本原因:レビュー基準の未整備

ポイント:因果関係を意識して整理することが重要です

設問ウ:再発防止は「仕組み化」がカギ

再発防止は属人的ではなく、仕組みとして設計する必要があります。

① 再発防止策(PMの観点)

重要なのは技術ではなくマネジメントの視点です。

  • レビュー工程の標準化
  • チェックリストの導入
  • 進捗管理の強化

書くべき内容:

  • なぜ防止につながるのか
  • 効果(可能であれば定量的に示す)

② 組織への定着方法

ここまで触れると評価が上がりやすいです。

方法例

  • 標準プロセス化
  • 教育・研修
  • 定期レビュー
  • ツール化
  • 教訓共有

さらに良いポイント:他プロジェクトでの適用結果まで書けると強いです

よくあるNGパターン

  • 原因が表面的にとどまっている
  • 再発防止策が精神論になっている
  • 定着に関する記述が不足している
  • ストーリーがつながっていない

対策:「なぜ」を繰り返して深掘りすることが有効です

まとめ

  • 原因を根本まで整理する
  • 再発防止策を仕組みとして設計する
  • 組織への定着まで言及する

この流れを意識することで、論文全体の説得力が高まります。

ABOUT ME
まーも
はじめまして。 当ブログをご覧いただきありがとうございます。 私は EPCプロジェクトで10年間の実務経験 を積み、その後 企業研修の講師として4年目 になります。 現在は、年間300名以上の受講者に向けて、プロジェクトマネジメント研修の企画・開発・講師 を担当しています。 資格としては、 IPAプロジェクトマネージャ試験 合格 PMP®(Project Management Professional) CSM®(Certified ScrumMaster) FP2級 を取得しており、実務と理論の両面から「プロジェクトを成功に導くスキル」を伝えることを得意としています。 EPC業界で培った現場のマネジメント力と、研修講師としての教育経験を活かし、 プロジェクトを円滑に進めるための実践ノウハウ チームをまとめるコミュニケーション術 若手育成やキャリア形成のヒント などを、わかりやすく発信しています。 「現場で役立つ知識を、誰でも理解できる形で」 をモットーに、皆さまの成長と成功をサポートします。
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